日本時間5月16日のContent Cloud Summitで、カスタムアプリにBox AI APIを活用する方法を紹介します。

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APIコールの実行

APIコールの実行

Box PostmanコレクションPostmanアプリにフォークされたため、Postmanアプリがログインユーザーに代わってBox APIへのAPIコールを実行できるようになりました。

はじめに: ブラウザのストレージをリセットする

Box API資格情報をPostmanにインポートしたので、これらの資格情報をブラウザのストレージから削除することをお勧めします。

API資格情報をブラウザのストレージから削除すると、クライアントIDクライアントシークレットアクセストークン、または更新トークンを他のスクリプトから読み取ることができなくなります。

環境の選択

APIコールを実行する前に、APIコール時に使用する適切なPostman環境を選択することが重要です。

Box Postmanコレクションのインポート時には、使用すべきBox Postman環境も自動的にインポートされました。このコレクションは、この環境内の変数を自動的に認識してAPIコールに使用します。

Box Postman環境を選択するには、Postmanの右上にあるドロップダウンから [Box] を選択します。

Postman環境の選択

ドロップダウンの右にあるのアイコンをクリックすると、その環境の詳細を確認できます。

Postman環境の詳細の確認

APIリクエストの実行

APIリクエストを実行するには、Box Postmanコレクションからリクエストを選択します。この例では、[Folders (フォルダ)] フォルダにある [Get items in folder (フォルダ内の項目を取得)] APIを使用します。

APIリクエストの選択

デフォルトでは、このAPIエンドポイントのfolder_idは、すべてのユーザーのルートフォルダを表す0に設定されています。この値は、そのまま使用することも、調べたいフォルダのフォルダIDに設定することもできます。

次に、右上にある [Send (送信)] ボタンをクリックしてAPIリクエストを送信します。

Postmanの [Send] ボタン

このAPIコールはすぐに制御が戻り、画面の下半分にあるレスポンスの [Body (本文)] タブにフォルダ内の項目のリストが表示されます。

Postmanのレスポンス本文

認証エラー

この時点で、Postmanがリストではなくエラーを返す場合があります。これは多くの場合、アクセストークンの有効期限が切れていることを意味します。詳細については、Postmanでのアクセストークンの更新に関するガイドを参照してください。

まとめ

  • BoxへのAPIコールに使用するPostman環境を選択しました
  • Boxへの最初のAPIコールを実行し、ユーザーのルートフォルダのフォルダ項目をリクエストしました