Enterprise Eventの取得
Enterprise Eventの取得
Enterprise Eventを取得するには、stream_type
をadmin_logs
またはadmin_logs_streaming
に設定してGET /events
APIを呼び出します。
ストリームタイプ
ストリームタイプ | |
---|---|
admin_logs | イベントの履歴を最大1年分照会できるようにします |
admin_logs_streaming | ほぼリアルタイムでライブイベントにサブスクライブできるようにします |
ライブで監視
Box内で生成された最近のイベントをEnterprise全体で監視するには、stream_type
をadmin_logs_streaming
に設定します。これは、Enterprise Event Stream APIとも呼ばれます。
このフィードでは、時系列の正確さよりもレイテンシの低さを重視しています。つまり、Boxでは、イベントが複数回、時系列に関係なく返される場合があります。イベントは、Boxで処理されるとほぼリアルタイムでAPIを介して返されます。少しの遅延 やバッファが発生すると、新しいイベントがカーソル位置の後に書き込まれなくなります。このstream_type
で取得できるイベントは、2週間分だけです。
履歴の照会
Enterprise全体のイベント履歴を最大1年分照会するには、stream_type
をadmin_logs
に設定します。これは、 Enterprise Event History APIとも呼ばれます。
このフィードでは、レイテンシよりも完全性を重視しています。つまり、Boxでは、管理イベントが重複することなく時系列で配信されますが、レイテンシはユーザーまたはadmin_logs_streaming
のフィードよりも高くなります。イベントは、フィルタをかけている期間より後に到着する可能性があるため、ほぼリアルタイムで使用すると見逃される場合があります。
匿名ユーザー
場合によっては、イベントフィードには、IDが2
のユーザーが表示される可能性があります。これは、匿名ユーザーを表すBoxの内部識別子です。
匿名ユーザーは、ログインしていないユーザーです。この状況は、ユーザーがコンテンツを操作し、最初にログインを求められない場合にいつでも発生する可能性があります。たとえば、ユーザーが、公開共有リンクを使用してファイルをダウンロードするときなどです。
制限
Enterprise Eventフィードでは、Long pollingがサポートされません。
Boxでのイベントの保存は無期限ではありません。stream_type