SDKとツール
SDKとツール
Boxで開発およびサポートされているSDKおよびツールは以下のとおりです。
SDK
アプリケーションの作成に使用できるSDKの一覧を以下に示します。これとは別に、新しく追加された次世代のPython SDK、TypeScript SDK、.NET SDKも記載しています。.NET SDKはまだベータ機能ですが、試しに使用して、備わっているすべての機能を確認することをお勧めします。
次世代のSDK
最新世代のBox Python SDK、Box TypeScript SDK、.NET SDK、Swift SDKは、開発者エクスペリエンスを向上させ、Boxコンテンツクラウドとの統合を効率化することを目的としています。
新しいSDKに実装予定の機能を以下に示します。
- APIの全面的なサポート: 新しいBox SDKにより、開発者はBox APIエコシステム全体をカバーできるようになります。Boxが提供する最新機能をすべて利用して、機能豊富なアプリケーションを作成できます。
- 迅速なAPIの更新: 自動生成による新しい開発アプローチにより、SDKへのBox APIの追加がさらに速いペースで (数日中に) 可能になります。これは、最新の機能をすぐにアプリケーションで利用できるようになることを意味します。
- ドキュメントへの埋め込み: 必要な情報すべてが1か所に保存されるように、すべてのオブジェクトおよびパラメータはSDKのソースコードに直接記述されます。
- 便利なメソッドの強化: 新しく導入された便利なメソッドは、認証、分割アップロード、指数バックオフ、自動再試行、型チェック (変数を正 しく使用しているかどうかの確認に役立ちます) など、さまざまな側面をカバーします。
プラットフォーム | メンテナンスの有無 | APIパリティ |
---|---|---|
Pythonの次世代SDK | はい | Full |
TypeScriptの次世代SDK | はい | Full |
.NET SDK | はい | Full |
Swift SDK (ベータ) | はい | Full |
SDK
次の表に、アプリケーションの作成時に使用できるBox SDKを示します。
プラットフォーム | メンテナンスの有無 | APIパリティ |
---|---|---|
Java SDK | はい | Full |
iOS Content SDK | はい | Full |
Android Content SDK | いいえ | 部分的 |
.NET SDK | 公式サポート終了。重要なセキュリティ更新プログラムとバグ修正のみ実装されます。 | Full |
Python SDK | 公式サポート終了。重要なセキュリティ更新プログラムとバグ修正のみ実装されます。 | Full |
Node SDK | 公式サポート終了。重要なセキュリティ更新プログラムとバグ修正のみ実装されます。 | Full |
Box CLI
Box CLIは、使い勝手の良いコマンドラインツールです。これにより、開発者でも開発者以外のユーザーでもBox APIを利用してルーチンや一括操作を実行できるようになります。
プラットフォーム | メンテナンスの有無 | APIパリティ |
---|---|---|
CLI | はい | Full |
Postmanコレクション
Postmanは、完全な開発環境を構成しなくても、使いやすいインターフェースでHTTPリクエストを作成およびテストできるツールです。Box Postmanコレクションは事前設定済みのリクエストをまとめたもので、これにより、リクエストを手動で設定しなくても、Box APIを利用できるようになります。
Postmanの使用を開始するには、Postmanクイックスタートガイドを使用するのが最も簡単な方法です。
Box Postmanコレクシ ョンの使い方
Salesforce Developer Toolkit
Salesforce Developer Toolkitを使用すると、Box for Salesforce統合の動作をプログラムによりカスタマイズできます。このツールキットに含まれる複数のグローバルAPEXメソッドを使用して、デフォルトの動作をトリガーしたり、拡張したりできます。このグローバルメソッドにより、内部のSalesforceレコードとBoxフォルダのマッピングを更新し、権限の管理を処理できます。