日本時間5月16日のContent Cloud Summitで、カスタムアプリにBox AI APIを活用する方法を紹介します。

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App Diagnosticsレポート

ガイド APIコール 権限とエラー App Diagnosticsレポート

App Diagnosticsレポート

App Diagnosticsレポートでは、指定した期間に特定のアプリケーションで実行された各APIコールの詳細を示したスプレッドシートが表示されます。このレポートでは、API Request IDを確認できます。これは、トラブルシューティングのためにBoxサポートに提出することができます。

このレポートには、以下の項目は含まれません。

  • 過去48時間以内に実行されたAPIコール
  • 承認およびトークンに関するAPIコール

Boxでは、上記の項目を追加し、それによって、レポートが将来的にリアルタイムのトラブルシューティングに適したものになるよう取り組んでいます。

1. [App Diagnostics] タブをクリックする

App Diagnosticsレポートを実行するには、開発者コンソールでアプリケーションの構成セクションの上部にある [App Diagnostics] オプションをクリックします。

新しいメニューオプション

2. [App Diagnosticsレポートを実行] をクリックしてレポートを構成する

[App Diagnosticsレポートを実行] をクリックすると、レポートのフィルタおよびパラメータを選択するためのポップアップが表示されます。

[App Diagnostics] メニュー

3. レポートのパラメータを選択して [実行] をクリックする

現在から48時間前を基準に過去2週間以内の日付を選択できます。レポートは、合計24時間までを対象に実行できます。[実行] をクリックすると、レポートが生成されます。

レポートのオプション

4. Box Reportsフォルダにアクセスする

[すべてのファイル] に移動し、Box Reportsフォルダを見つけます。今回初めてレポートを実行する場合は、このフォルダが自動的に生成されます。管理者の場合、これは、管理コンソールのレポートにアクセスした場合と同じフォルダです。このフォルダを開きます。

Box Reportsフォルダ

5. 最新のPlatform App Diagnosticsレポートフォルダを探して開く

実行したレポートはすべて、Box Reportsフォルダに表示されます。最新のPlatform App Diagnostics実行のフォルダを探して開きます。

Box Reportsフォルダの内容

6. ステータスを確認する

レポートが完了するまで時間がかかります。ステータスは、フォルダの上部にあるボックスで確認できます。

ステータスの画面

7. レポートが完了する

完了すると、ステータスが変更され、フォルダ内に.csvファイルが表示されます。

診断レポート

8. レポートを開く

ファイルは、ウェブブラウザで開くことも、ローカルで表示するためにダウンロードすることもできます。Boxサポートによるサポートが必要な場合は、ダウンロードしたコピーを添付するか共有リンクを使用して、チケットとともにレポートを送信することができます。

レポートの詳細

このレポートには列が9個あります。

説明
アプリ名アプリケーションの名前
クライアントIDアプリケーションのクライアントID
HTTPステータスコードBoxから返されたレスポンスコード
APIリクエスト期間 (ミリ秒)APIコールからレスポンスまでの時間
APIリクエストIDBoxサポートが使用できる一意の識別子
リソースAPIコールでアクセスされたプライマリリソース
サブリソースAPIコールでアクセスされたセカンダリリソース
HTTPメソッドAPIコールで使用されたHTTPメソッドの種類
APIリクエストタイムスタンプAPIコールのタイムスタンプ