BoxWorks 2024でコンテンツとAIの可能性について紹介します。

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Slack統合フォルダマッピングの管理

ガイド CLI CLIサンプルスクリプト Slack統合フォルダマッピングの管理

Slack統合フォルダマッピングの管理

このスクリプトは、BoxをSlackのコンテンツストアとして使用している場合に、SlackとBox間のフォルダマッピングの管理に役立ちます。現在のSlackチャンネルとBoxフォルダのマッピングのリストが作成されるため、入力用のcsvに基づいてマッピングを作成または更新できます。このスクリプトではすべての権限が維持されます。

詳細については、GitHubリポジトリで確認できます。

前提条件

スクリプトの複製

このGitHubリポジトリを複製するか、/examplesディレクトリからファイルをダウンロードします

git clone https://github.com/box/boxcli.git

Windows

.NET Coreの最新バージョンのインストール

macOSおよびLinux

PowerShellをインストールします。pwshコマンドを実行して、インストール結果をテストします。

pwsh

どのディレクトリでこのコマンドを実行するかに応じて、出力が異なる場合があります。以下に例を示します。

PowerShell 7.2.5
Copyright (c) Microsoft Corporation.

https://aka.ms/powershell
Type 'help' to get help.

PS /Users/user/repos/boxcli/examples>

問題が発生する場合は、.NET CorePowerShellの両方をインストールしたかどうか確認してください。

Box CLIのインストール

OAuth CLIの設定クイックスタートを使用して、Box CLIを構成してインストールします。使用しているユーザーが管理者または共同管理者であることを確認してください。

エンタープライズ設定

スクリプトの実行

ディレクトリを、スクリプトが格納されているフォルダに変更します。この例では、Integration Mappingsフォルダになります。

rvb@lab:~/box-cli/examples/Integration Mappings$ pwsh
PowerShell 7.2.4
Copyright (c) Microsoft Corporation.

https://aka.ms/powershell
Type 'help' to get help.

PS /home/rvb/box-cli/examples/Integration Mappings>

EXTRACTを指定してスクリプトを実行すると、現在のマッピングが抽出されます:

./integration-mappings.ps1 -Action EXTRACT

または

UPDATEを指定してスクリプトを実行すると、現在のマッピングが更新されます:

./integration-mappings.ps1 -Action UPDATE

または

CREATEを指定してスクリプトを実行すると、新しいマッピングが作成されます:

./integration-mappings.ps1 -Action CREATE -MappingPath ./mapping_create_example.csv

デフォルトでは、csvファイルが./mappings.csvに保存され、./mappings.csvから読み込まれます。この場所を変更する場合は、次のように新しいパスを渡します:

./integration-mappings.ps1 -Action EXTRACT -MappingPath ./mappings_new_location.csv

パラメータを指定しなかった場合は、スクリプトによって、パラメータを入力するよう求められます。

スクリプトの実行が完了すると、以下のような出力が表示されます。

新しいチャンネルにマッピングを作成する際は、BoxフォルダID、SlackチャンネルID、およびSlackオーガナイゼーションIDを入力する必要があります。オーガナイゼーションIDの代わりにSlackワークスペースIDを使用できます。その場合は、csvの列見出しSlackOrgIdSlackWorkspaceIdに置き換えます。

Starting Process
Applying new mappings
Output [...]
All bulk input entries processed successfully.

ログ

ログは、メインフォルダ内のlogsフォルダに格納されます。以下のログファイルにアクセスできます。

  • Integration-mappings_all.txt: すべてのログエントリが含まれています。
  • Integration-mappings_errors.txt: エラーのみが含まれています。

免責

このプロジェクトは、オープンソースの例を集めたものであるため、公式にサポートされている製品として扱わないでください。Box CLIの使用方法は、自己責任の下、例の情報源として利用してください。