日本時間5月16日のContent Cloud Summitで、カスタムアプリにBox AI APIを活用する方法を紹介します。

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ファイルリクエスト

ガイド ファイルリクエスト

ファイルリクエスト

Boxファイルリクエストを使用すると、どのユーザーに対しても、迅速かつ安全にファイルおよび関連付けられたメタデータをリクエストできます。ドラッグアンドドロップ方式のグラフィックインターフェースを使用して、以下が可能なウェブフォームを作成できます。

  • Boxアカウントの有無に関係なく、フォルダにコラボレータを追加せずに、どのユーザーに対しても安全にファイルをリクエストする。
  • メタデータフォームフィールド (必須/省略可として設定可能) を使用して追加情報を要求する。
  • リンク設定を使用して、セキュリティと追跡の強化を可能にする。
  • Box Relayを使用して自動化ワークフローを開始する。

ファイルリクエストAPIを使用すると、既存のファイルリクエストに基づく新しいファイルリクエストの作成、ファイルリクエストの設定の更新、ファイルリクエストの有効化/無効化と削除をプログラムによって実行できます。

ユースケース

ファイルリクエストAPIは、特に、外部システムで新しいケース、プロジェクト、または顧客が作成されたときに自動的にフォルダが作成される場合に役立ちます。このように作成された各フォルダに対してファイルリクエストが自動的に生成されるため、顧客とその他のユーザーはドキュメントをプロジェクトにアップロードできます。

  • ケース管理 - この例では、各顧客のサポートケースには、関連付けられた独自のフォルダがあるため、新しいファイルリクエストを顧客に送信し、顧客に対してケースに関連したドキュメントをそのフォルダに送信するようリクエストできます。
  • プロジェクト管理 - この例では、各プロジェクトには、外部システムで定義されたプロジェクトごとに関連付けられた独自のフォルダがあります。このAPIを使用すると、このフォルダ内に自動的に「クライアントドキュメント」フォルダを作成することができます。また、必要に応じてドキュメントをアップロードできるようにリンクをクライアントに送信できます。
  • 従業員の「受け渡し用」フォルダ - この例では、銀行の新しいローンアドバイザは各自Boxに個人用フォルダを持っています。クライアントとの作業を支援するために、「受け渡し用」サブフォルダが関連付けられたファイルリクエストとともに自動的に生成されると、クライアントは担当ローンアドバイザの個人用フォルダにドキュメントを自動的にアップロードできるようになります。

制限

現在、このAPIで可能なのは、別のフォルダに関連付けられた既存のファイルリクエストをコピーして新しいファイルリクエストを作成することだけです。テンプレートのファイルリクエストを使用してテンプレートフォルダを作成するには、ガイドを確認してください。