日本時間5月16日のContent Cloud Summitで、カスタムアプリにBox AI APIを活用する方法を紹介します。

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Box Skills

ガイド Box Skills

Box Skills

Box Skillsは、ファイルの基盤となるメタデータを強化することを目的として、Boxにアップロードされたファイルのカスタム処理を可能にします。このシステムの利点は、さまざまなファイルの豊富な情報を保存しておき、自動化されたタスクや将来のプロセスに使用できることです。

Skillsアプリケーションのエンドツーエンドプロセスは以下のとおりです。

  1. アプリのセットアップ - 会社全体または1つ以上のフォルダ内でアップロードされるファイルをリッスンするカスタムスキルBoxアプリケーションを作成します。
  2. invocation_urlの構成 - カスタムスキルアプリを作成したら、invocation_urlを構成する必要があります。このURLは、Boxに新しいファイルがアップロードされるたびに呼び出されます。
  3. イベントペイロードの解析 - Box Skillがリッスンするフォルダにファイルがアップロード、コピー、または移動されると、invocation_urlにイベントペイロードが送信されます。このペイロードには、2つのアクセストークンが含まれています。これらのアクセストークンを使用すると、Boxにアップロードされたファイルにアクセスし、ファイルにメタデータを保存することができます。
  4. 主な署名の検証 - Skillペイロードを処理するサービスは、他の処理を行う前に、invocation_urlがBoxによって呼び出されたことを検証する必要があります。この検証を手動またはSDKを使用して行う例については、リンクを確認してください。
  5. 処理するファイルの送信 - Skillペイロードを処理するサービスは、ファイルのURLまたはコンテンツを処理するために外部サービスに送信します。このサービスは、サードパーティの機械学習システムでも、社内サービスでもかまいません。
  6. ファイルにメタデータを保存 - 処理サービスによってファイルのメタデータが抽出されたら、これらのインサイトをアップロードされたファイルにカスタムメタデータとして再保存できます。

Box Skillsとの統合を簡素化するため、上記の手順の複雑さを減らしたSkills Kitが提供されています。Skills Kitは現在、Nodeでのみ入手可能です。