日本時間5月16日のContent Cloud Summitで、カスタムアプリにBox AI APIを活用する方法を紹介します。

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ウェブアプリ: Box App UserへのOkta IDの関連付け

ガイド SSOとApp User ウェブアプリ: Box App UserへのOkta IDの関連付け

ウェブアプリ: Box App UserへのOkta IDの関連付け

Oktaは、企業に広く採用されているアクセス管理およびIDプラットフォームです。資格情報一式と1つの安全なダッシュボードを使用して複数のアプリケーションを管理および認証するための統合された方法を提供しています。

カスタムBoxアプリケーションに接続している場合、Okta APIを使用して、そのBoxアプリケーション内でユーザーの本人確認を行うためのシングルサインオンメカニズムを提供できます。これにより、統合IDシステム (Okta) とBox APIの間のエクスペリエンスが統一されます。

Oktaのダッシュボード

概要

このクイックスタートガイドでは、プログラムでOktaを使用してBoxアプリケーションにログインし、OktaユーザーにリンクされているBoxのApp Userをプロビジョニングしてから、そのユーザーに代わってBox APIコールを実行する方法を説明します。

ここでは、以下の手順を説明します。

  1. アプリケーションコードをスキャフォールディングして、ログインできるウェブアプリケーションを作成します。
  2. Oktaアプリケーションを設定および構成してウェブアプリへのログインに使用できる1人目のユーザーを作成し、最終的にそのユーザーのBoxアカウントを作成します。
  3. Boxアプリケーションを設定および構成して、ウェブアプリケーションをBoxに接続できるようにします。
  4. アプリケーションのログインフローを作成して、Oktaユーザーがウェブアプリケーションにログインできるようにします。
  5. Oktaユーザーが初めてウェブアプリケーションにログインするときに、既存のBoxユーザーを検索し、必要に応じてBoxユーザーを作成します。
  6. 最後にアプリケーションを実行して、フロー全体の動作を確認します。

このチュートリアルが完了すると、ブラウザに1つのメッセージが出力されます。今回Oktaユーザーが初めてアプリケーション経由でBoxにログインした場合は、関連付けられたBoxユーザーが作成され、New user created: {{USERNAME}}というメッセージがブラウザに出力されます。

その後このユーザーでログインを試みると、Hello {{USERNAME}}というメッセージがブラウザに出力されるようになります。

このガイドを簡略化するため、ここでは、ウェブアプリケーションのユーザーインターフェースは作成しません。代わりに、出力はアプリケーションコンソール/ターミナルを通じて表示されるほか、ブラウザで直接テキスト出力として表示されます。