Box Developerドキュメント

Boxの構成

Boxの構成

Oktaでのログインエクスペリエンスを作成したので、次は、Oktaのユーザーアカウントに関連付けられているユーザーをBox APIを使用して検索、作成できるBoxアプリケーションを作成する必要があります。

Boxアプリのセットアップ

新しいBoxアプリを作成する

新しいBox JWTアプリケーションを作成および構成して、空のユーザーリストから開始します。

承認済みの既存のアプリを使用する

Box開発者コンソールから、管理者が承認した既存のBox JWTアプリケーションのいずれかを使用します。

新しいBoxアプリを作成する

Box APIの呼び出しに使用できる新しいBoxアプリケーションを作成するには、以下の手順に従います。

  1. 開発者コンソールに移動します。
  2. [Platformアプリの作成] を選択します。
  3. 作成するアプリケーションの種類として [Platformアプリ] を選択し、[次へ] をクリックします。
  4. 認証方法として [JWTを使用したOAuth 2.0] を選択し、[次へ] をクリックします。
  5. Boxアプリに一意の名前を付け、[アプリの作成] をクリックします。
  6. [アプリの表示] をクリックしてアプリの設定に移動します。
  7. 同じ画面の [必須のアクセススコープ] セクションまでスクロールし、少なくとも以下のスコープが有効になっていることを確認します。
    • Boxに格納されているすべてのファイルとフォルダの読み取りと書き込み
    • ユーザーを管理する
  8. [高度な機能] で、ユーザーとして操作を実行するオプションとユーザーアクセストークンを生成するオプションの両方が有効になっていることを確認します。
  9. ページ上部にある [変更を保存] ボタンをクリックします。

アプリケーションの作成後も、Box APIの呼び出しを行うには会社の管理者による承認が必要です。

アプリケーションを社内で承認してもらうには、このガイドに従ってください。

既存のJWT Boxアプリケーションを使用する

開発者コンソールに、使用したい既存のJWTベースのBoxアプリケーションがある場合は、アプリケーションの [構成] セクションで以下のオプションが設定されていることを確認してください。

  • [認証方法]: [JWTを使用したOAuth 2.0 (サーバー認証)] に設定します。
  • [アプリケーションスコープ]: 少なくとも以下のスコープを設定します。
    • Boxに格納されているすべてのファイルとフォルダの読み取りと書き込み
    • ユーザーを管理する
  • [高度な機能]: ユーザーとして操作を実行するオプションとユーザーアクセストークンを生成するオプションの両方を有効にします。

必要なデータのダウンロード

このチュートリアルで使用されているBox SDKの使用を開始するには、アプリケーションの [構成] ページにあるアプリケーション構成ファイルが必要です。この中には、アプリケーションを検証して、Box SDKを使用してAPIリクエストを開始するために必要なすべての情報が含まれます。

[構成] ページの [公開キーの追加と管理] セクションで、[公開/秘密キーペアを生成] をクリックします。これにより、アプリケーションの構成ファイルをダウンロードする前に2要素認証が行われます。

そのファイルをconfig.jsonとして、アプリケーションがアクセス可能な場所に保存します。

まとめ

  • 会社の管理者によって承認されている、新しいBoxアプリを作成しました。または、会社の管理者によって承認されている既存のBoxアプリを使用しています。
  • アプリケーション構成ファイルをダウンロードして、アプリケーションがアクセス可能な場所に保存しました。