ファイルのプレビューの作成
ファイルのプレビューの作成
ファイルは、アプリトークンアプリケーションにアップロードされると、以下の2つの方法でプレビューすることができます。
- 直接埋め込み: カスタムの埋め込みリンクを使用した標準のHTML
<iframe>
コンポーネント。 - カスタマイズされたプレビューアー: Box UI Elementsを使用して全面的にカスタマイズされたプレビューウィジェット。
直接埋め込み (iframe
)
直接埋め込みリンクを使用すると、アプリケーションでのプレビューをカスタマイズするためのオプションが制限されます。このメソッドは軽量であるため、このAPIには、ドキュメントでのスクロール、動画のインタラクティブな再生や一時停止、画像の回転など、クライアント側の処理に対応するオプションはありません。
Box Viewの直接<iframe>
埋め込みを作成するには、以下の2つの手順を実行します。
- ファイル用に埋め込みURLを生成する
- 生成した埋め込みURLを
<iframe>
に追加する
ファイル用に埋め込みURLを生成する
アプリトークンアプリケーションにアップロードされたファイルの公開ファイルプレビューURLを作成するには、直接のSDKメソッドを使用するか、APIに直接リクエストを発行します。
cURL
curl https://api.box.com/2.0/files/FILE_ID?fields=expiring_embed_link \
-H "authorization: Bearer [APP_TOKEN]"
.NET
String fileId = "12345678";
Uri embedUri = await client.FilesManager.GetPreviewLinkAsync(id: fileId);
Java
String fileID = "12345678";
BoxFile file = new BoxFile(api, fileID);
URL embedLink = file.getPreviewLink();
Python
file_id = '12345678'
embed_url = client.file(file_id).get_embed_url()
Node
const fileId = '12345678';
client.files.getEmbedLink(fileId).then(embedURL => {
// ...
});
レスポンスオブジェクト内では、公開埋め込みURLが次のようになります。
https://app.box.com/preview/expiring_embed/gvoct6FE!YT_X1LauQ8ulDTad96hTl9xLCRYJ
5iU6O61KxiduxFIgX9HSWMcCWf7zju1XkEsf6-Ul2qtKXeaFeKPT4SysQJQdxrc144KgTIBuoI3bWMf4
cfhp3jdLYrK5hnr6KMq5H6r-AW31AcFtDJi1lnT0M4b3bvvZUaE2RRJGGINMauvS6MAT2luae5PvbFSx
Ctqqx6XlN6QrqbhfJc0UeJF9qwMv3-O8q5fWn0qr8OTY4lkeYidtTs3Ux...
生成した埋め込みURLを<iframe>
に追加する
アプリケーションのHTML内で、iframe
要素を作成し、src
属性を生成された埋め込みURLに設定します。
<iframe src="https://app.box.com/preview/expiring_embed/gvoct6FE!ixgtCKQAziW
9tHPm-jueq4cmS4GnL9RTJRcVEsK_3W8xcxtVo_v6gKpoXY45odgG1QrcjBVYZMrriUyGvcoSM
SX8s-smpaFFYQik0R-PCKFtwvbv0lonid6ZfYNbuNFl2j9hOIqBccvHrdVor7i6WvOm6zELzTY
4EWshcyYYBhDbJmYMrq61RtU_kvBe5P..."></iframe>
カスタマイズされたプレビューアー (UI Element)
高度なプレビューのカスタマイズ機能やイベント処理機能を活用するには、Box UI Preview Elementを使用します。
このプレビューElementを設定するには、まず、必須コンポーネントをインストールします。
Box Elementsとプレビューのインストール
新しいプレビューアーを表示するためのJavaScriptコードを追加する際、基本的なコードは次のようになります。
var preview = new Box.Preview();
preview.show("FILE_ID", "ACCESS_TOKEN", {
container: ".preview-container",
showDownload: true
});
コードサンプル内のプレースホルダを以下の内容に置き換えてください。
FILE_ID
: アプリトークンアプリケーションにアップロードされたファイルのID。ファイルのアップロード時に返されるオブジェクトから取得できます。ACCESS_TOKEN
: アプリケーションの構成時に設定されたプライマリアクセストークン、またはそのトークンのダウンスコープされたバージョン。