Box AI入門ガイド

ガイド Box AI Box AI入門ガイド

Box AI入門ガイド

Box AI APIはベータ機能のため、利用可能な機能は変更される可能性があります。Box AI APIは、Enterprise Plusをご利用のすべてのお客様が利用できます。

ソリューションにBox AI APIを実装するには、その機能にアクセスできることを確認する必要があります。また、Box AIスコープが有効になっているカスタムアプリケーションと、コールを認証するための開発者トークンも必要です。

Box AI APIを使用するには、管理者が管理コンソールでこのAPIを有効にしていることを確認してください。サンドボックスでBox AI APIを使用したい場合は、こちらのフォームを使用してBox AIチームにアクセス権限をリクエストしてください。

アプリケーションの作成

まず、コールの実行に使用するカスタムアプリケーションを作成する必要があります。アプリケーションを作成するには、カスタムアプリの作成に関するガイドに従ってください。

Box AI APIへのアクセスの有効化

Box AI APIを操作するには、アプリケーションにai.readwriteスコープを追加する必要があります。このスコープを追加する前に、Box管理者からBox AI APIへのアクセス権限が付与されていることを確認してください。アプリの構成設定で [AIを管理する] オプションが表示されていない場合は、管理者までお問い合わせください。

スコープを追加するには、以下の手順を実行します。

  1. 開発者コンソールで、目的のアプリケーションを開きます。

  2. [構成] > [アプリケーションスコープ] > [コンテンツ操作] に移動します。

  3. [AIを管理する] スコープを選択します。Box Platformでは、コールを実行すると自動的にこのスコープが含まれます。あるアプリのコラボレータとして追加されているのにBox AI APIにアクセスできない場合は、[AIを管理する] スコープのチェックボックスがオンになった状態で、グレー表示になっています。つまり、アプリの所有者のAIのスコープは有効になっていますが、この設定を変更することはできません。

    Box AIのスコープ

  4. 承認または有効化のためにアプリを送信します。既存のアプリケーションに対してBox AI APIを有効にする場合は、アプリケーションを再承認する必要があります。

開発者トークンの生成

リクエストの送信時にアプリを認証するには、開発者トークンが必要です。

トークンを生成するには、以下の手順を実行します。

  1. [開発者コンソール] > [マイアプリ] に移動します。
  2. 右側のオプションメニューボタン ([…]) をクリックします。
  3. [開発者トークンを生成] を選択します。トークンが自動的に生成され、クリップボードに保存されます。

トークンの生成

アプリを開いて、[構成] > [開発者トークン] に移動してトークンを生成することもできます。

開発者トークンの有効期限は1時間のみです。

詳細については、開発者トークンを参照してください。トークンを生成したら、cURLや他のクライアント (Postmanなど) で使用してコールを実行できます。